親が施設に入ると決まると、実家の電話や光回線、親の携帯をどうするかが一度に気になります。ただ、やる順番を間違えると、戻せない手続きを先にしてしまうことがあります。
この記事は、NTT東日本・NTT西日本などの公式ページで確認できた内容だけで、順番に整理しました。私自身の経験談ではありません。
結論:先に決めるのは「何を残すか」です。解約は一度すると戻せないものがあります。固定電話は「解約」のほかに「利用休止」「一時中断」があり、番号や権利の扱いが違います。

やる順番(全体)
1. 施設で何が使えるか確認する
固定電話・Wi-Fi・携帯の持ち込みの可否
2. 契約者と支払い方法を確認する
親の名義か、誰の口座か
3. 実家に誰が出入りするか決める
家を空けるのか、子が使うのか
4. 固定電話を決める
解約・休止・一時中断のどれか
5. 光回線を決める
ひかり電話とフレッツ光は別の手続き
6. 携帯を決める
解約か、番号を残すか
1. 施設で何が使えるかを先に聞く
施設ごとに、居室に電話を引けるか、Wi-Fiがあるか、携帯を持ち込めるかが違います。ここが分からないと、残すものも決められません。公式に一律の決まりはなく、施設ごとに確認するしかありません。
聞くことは次の3つです。居室で携帯電話を使えるか。通話やビデオ通話に使える場所があるか。固定電話を居室に引けるか。
2. 契約者と支払いを確認する
電話や回線の契約者が親本人か、子の名義かで、手続きできる人が変わります。親名義のままなら、代理人の手続きには委任状などが求められることがあります。携帯の代理人手続きと費用は、前の記事にまとめています。
3. 実家に誰が出入りするかを決める
実家をしばらく空けるのか、子が通って使うのか、売る・貸す予定があるのかで、回線の残し方が変わります。ここは公式ページでは決められないので、家族で先に決めておきます。

4. 固定電話は3つから選ぶ
加入電話(ひかり電話ではない昔ながらの固定電話)には、NTT東日本の案内で次の3つがあります。
| 手続き | 電話番号 | 月額 | 工事費 |
|---|---|---|---|
| 利用休止 | 変わる | 無料 | 停止3,300円/再開3,300円〜22,000円 |
| 一時中断 | 同じ番号を使える | 回線使用料の支払いが必要 | 停止3,300円/再開3,300円〜22,000円 |
| 解約 | 再利用不可 | なし | 不要(加入権も失効) |
利用休止は権利を最大10年預ける仕組みで、5年ごとの更新が必要です。更新の申し込みがないと、5年後に自動で解約になります。一時中断は転送サービスが使えません。手続きはWeb予約です。
金額は東日本の公式ページの数字です。西日本エリアはNTT西日本の案内で確認してください。
5. 光回線は「ひかり電話」と「フレッツ光」が別手続き
ここが順番の一番の落とし穴です。公式ページで確認できたことをそのまま整理します。
注意:ひかり電話だけを解約すると、対応ルーターによってはインターネットが使えなくなる場合があります。新しいルーターが要るかどうかを先に確認します。(NTT東日本)
- ひかり電話の解約:Webフォームで申し込みます。流れは、申し込み、確認連絡、レンタル機器の返送、解約作業です。「ひかり電話を利用できる最終日」と「解約作業日」は異なると案内されています。(NTT東日本)
- フレッツ光の解約:Webから申し込みます。ひかり電話などのオプションは自動で解約になります。電話番号を使い続けたいときは、加入電話への変更手続きが別途必要で、工事費もかかります。(NTT西日本)
- 費用:NTT西日本の案内では、割引適用期間の満了月とその翌月、翌々月以外の解約には解約金4,180円が必要です。初期工事費の分割払い途中なら、残りは一括払いです。東日本のひかり電話ページにも、中途解約金や日割り精算できない場合があると書かれています。
- 機器の返却:工事が不要な場合は、返却用キットでレンタル機器を返送します。
- コラボ光・プロバイダー:コラボ光を使っている場合は、その事業者に問い合わせます。プロバイダーとは別に解約手続きが必要です。
つまり、先に固定電話の番号をどうするか決めてから、光回線を解約するのが順番です。逆にすると、番号を残したくても手続きが増えます。
6. 携帯は、使うかどうかで決める
施設で携帯を使うなら、解約せずそのままにします。使わないなら、解約のほかに番号を預けるサービスがあります。費用は会社ごとに違い、ドコモは電話番号保管、auは一時休止などがあります。くわしい金額は前の記事の表を見てください。
やることチェックリスト
- 施設で使えるもの(固定電話・Wi-Fi・携帯)を聞いた
- 電話と光回線の契約者名義を確認した
- 実家をどうするか家族で決めた
- 固定電話を「解約・休止・一時中断」から選んだ
- 光回線の解約金・工事費の残り・機器返却を確認した
- 携帯を残すか、解約か、番号を預けるかを決めた
全体の入口は、ahamoを含めた親のスマホ手続きをまとめたページです。


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