親が入院したとき、スマホの契約は先に何を確認する?|順番にチェック

「親が入院したとき、スマホの契約は先に何を確認する?|順番にチェック」を娘と母が一緒に確認する手書き風イラスト 親の入院・施設

親が入院したとき、子がまず気にするのはスマホのことではないと思います。ただ、あとから「契約者が誰か分からない」「手続きに書類が必要だった」と慌てないために、先に確認しておくことがあります。

この記事は、各社の公式ページに書かれていることだけを、確認する順番に並べました。私の体験談ではなく、公式情報の整理です。

先に結論

入院しただけで契約が自動で止まる、という案内は、私が確認した範囲では見つかりませんでした。契約を止める手続きには、手数料や月額料金がかかる場合があります。「確認は先に、止める手続きは必要になってから」と考えると整理しやすいです。

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確認する順番

  1. 契約者(名義)が誰かを確認する
  2. 料金の支払い方法を確認する
  3. 入院先の病院で、スマホをどう使えるか確認する
  4. 子が代わりに手続きするときの書類を知っておく
  5. 「止める」手続きにかかる費用を知っておく

1. 契約者(名義)が誰かを確認する

最初に確認するのは、契約者が誰かです。契約者と、実際に使っている人(利用者)が違うことがあります。

契約者は、請求書や契約時の書類に書かれています。親の名義なのか、すでに子や家族の名義に変わっているのかで、このあとの手続きが変わります。

各社の公式ページでは、契約者以外の人が手続きするときは、委任状などの書類が必要と案内されています(くわしくは「4」で書きます)。

2. 料金の支払い方法を確認する

次に、料金の支払い方法が口座振替なのか、クレジットカードなのかを確認します。

入院中は、親が口座やカードの管理をできなくなることがあります。毎月の請求が続くので、引き落とし先の口座に残高があるか、カードの有効期限は切れていないかを、子が先に把握しておくと安心です。

支払いが遅れたときの扱いは、会社ごとに決まっています。心配なときは、契約している会社の公式ページで確認してください。

「3. 入院先の病院で、スマホをどう使えるか確認する」を娘と母が一緒に確認する手書き風イラスト

3. 入院先の病院で、スマホをどう使えるか確認する

電波環境協議会(EMCC)は、2014年8月19日に「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」を公表しています。

この指針では、医用電気機器との距離を1メートル程度とる目安が示されています。電源を切ることが絶対の条件とはされていません。そして、実際のルールは、各病院がこの指針を参考にして決めるものとされています。つまり、病院ごとに違います。

同じ協議会の資料に、エリア別の対策の実施例が出ています。

場所 資料に出ている例
待合室・食堂 使用できる。マナーモードにし、歩きながらの使用は禁止
病室(患者・面会の人) 使用できる。医用機器との距離を決め、多人数の病室ではマナーモード
診察室 電源を切る必要はないが、通話は禁止
検査室 原則として電源を切る
MRI・CTの部屋 持ち込み禁止
集中治療室(ICU)・手術室 原則として持ち込み・使用禁止(病院が認める場合はルールを決める)

これは「例」です。親が入院する病院では、入院の案内書や、病院の窓口で確認してください。スマホを親の手元に置くのか、家族が預かるのかも、病院と相談して決めると安心です。

4. 子が代わりに手続きするときの書類を知っておく

入院中の親に代わって、子が店頭で手続きすることがあります。契約者本人以外が手続きするとき、各社が公式ページで案内している書類は次のとおりです。

会社 家族が代理人になるときに案内されているもの
ドコモ(店頭) 代理人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)/委任状/家族であることが分かる書類(マイナンバーの記載がない住民票、または戸籍謄本)
au(au Style・auショップ) 契約者の署名または記名押印がある委任状/代理人の本人確認書類/契約者の本人確認書類(機種変更・契約内容変更・解約はコピーでも可)
ソフトバンク(店頭) 代理人の本人確認書類(原本)/家族であることを確認する書類/委任状

委任状は、契約者が書く必要があります。

ソフトバンクの案内では、委任状は契約者が直筆で記入・押印する必要があり、代理人による代筆はできないとされています。入院中の親が書ける状態かどうかを、先に確認してください。書けない場合のために、成年後見人などを対象にした別の案内もあります。こちらは、契約している会社に確認してください。

手続きの種類(機種変更、契約内容の変更、解約など)や、申し込み方法(店頭かオンラインか)で、必要なものが変わることがあります。行く前に、契約している会社の公式ページで最新の案内を確認してください。

なお、楽天モバイルが公開している代理人の案内は、新規申し込みについてのものでした。すでに契約している回線の手続きは、別に確認が必要です。

5. 「止める」手続きにかかる費用を知っておく

入院が長くなりそうなとき、「いったん止められないか」と考える人もいると思います。大手3社には、回線や電話番号を一時的に止めておく手続きがあります。ただし、どれも費用がかかります。

会社 手続きの名前 手数料 止めている間の月額 期間
ドコモ 電話番号保管 オンライン1,100円/それ以外4,950円(税込) 電話番号保管440円、メールアドレス保管110円(税込) 申込翌月1日から最長6年
au 一時休止 My au(Web)3,850円/au Style・auショップ4,950円(税込) 一時休止情報保管料409円(税込)とユニバーサルサービス料 最長5年
ソフトバンク 一時的に停める手続き(FAQの題名より) 停止時と再開時に、それぞれ550円 基本使用料とオプションの月額料金がかかり続ける 公式の案内に、期間の記載は見つかりませんでした

注意点がいくつかあります。

  • 止めている間は、電話やメールが使えません。ドコモは通話・通信が使えず、auも電話・メールが使えないと案内されています。
  • ドコモでは、ahamoは電話番号保管の対象外です。保管中はクラウドのデータが全て削除されるなどの制限もあります。
  • ソフトバンクでは、止めている間も基本使用料がかかり続けると案内されています。
  • 止めるときと戻すときに、それぞれ手数料がかかる場合があります。

こうして並べると、入院が短い場合は、止めずにそのままにしたほうが、費用も手間も少なく済む場合があると考えられます。ただし、入院の期間や契約の内容によって答えは変わります。迷ったときは、契約している会社に問い合わせてください。

まとめ:確認チェックリスト

  1. 契約者(名義)は誰か。請求書や契約書類で確認する
  2. 支払い方法は口座振替かカードか。口座の残高、カードの有効期限は大丈夫か
  3. 入院先の病院のスマホのルールを、案内書や窓口で確認する
  4. 代理人の手続きに必要な書類(本人確認書類、委任状、家族を示す書類)を、会社の公式ページで確認する
  5. 委任状を契約者本人が書ける状態か確認する
  6. 「止める」手続きは、手数料と月額がかかるので、必要になってから考える

親のスマホ料金や手続きの記事は、親のスマホ記事の一覧(まとめ)からも探せます。

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