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「dアカウントに不正なアクセスがありました」「重要なお知らせ、下記URLをクリックしてください」——親のスマホに、ドコモを名乗るこんなSMSが届いていたら要注意です。
ドコモ自身が、ドコモを装ったフィッシングSMSに注意するようくり返し呼びかけています。親が迷ったときに子が教えられるよう、見分け方と、入力してしまったあとの動き方をまとめました。
先に書いておきます。私はまだ親の回線をahamo
に変えていません。この記事は、ドコモとahamoの公式ページで確認した内容だけで書いています。

結論:親に伝えるのは1つだけ
「SMSのリンクは押さない。気になったら、自分でアプリを開いて確かめるか、子に聞く」
見分け方を細かく覚えるより、この1つを決めておくほうが確実です。本物のお知らせなら、SMSのリンクを使わなくても、My docomoなどを自分で開けば確認できるからです。
ドコモを名乗る偽SMSの例
ドコモの「フィッシング詐欺の実例」のページには、実際に使われた文面が載っています。
- 「【ドコモNTT】重要なお知らせ、下記URLをクリックしてください」
- 「D0C0M0からのお知らせ」(Oのかわりに数字の0)
- 「do.c.omo」のように、途中に不自然な点が入っている
また、ドコモの注意喚起では、「dアカウントやdカードなどで不正利用があった」などと不安をあおり、URLを開かせる手口が紹介されています。開いた先の偽サイトで入力させようとするのは、次のような情報です。
- dアカウントのID・パスワード
- クレジットカードの情報
- そのほかの個人情報
銀行の偽サイトに誘導される例もあります。
見分け方:「急がせる」「URLがある」は疑う
ドコモの注意喚起は、「URLへアクセスする前に、ドコモ公式のURLか確認」するよう呼びかけています。ただ、親の世代にURLの見分けを求めるのは正直むずかしいところです。そこで、次の3つのどれかに当てはまったら「押さない」と決めておくのが現実的です。
| こんなSMSは押さない | 理由 |
|---|---|
| 「不正利用」「停止」「至急」など、急がせる | あわてさせて考える時間を奪う手口 |
| 本文にURLがある | 自分でアプリを開いて確認すれば足りる |
| 「ドコモ」の表記が少しおかしい | 0とO、不自然な点など |
本物かどうか迷ったら、SMSのリンクではなく、ふだん使っているMy docomoのアプリやブックマークからログインして確認します。そこに同じお知らせがなければ、SMSのほうは相手にしなくて大丈夫です。
先回りでできる設定:SMS拒否設定(無料)
ドコモには、フィッシングSMSと判定されたSMSを、届く前に拒否する「危険SMS拒否設定」があります。ドコモの案内では次のとおりです。
- 料金は無料
- 申し込み不要で自動的に適用される(ただし、提供開始の時点で「SMS一括拒否」や「個別番号受信」を設定していた人は、自動適用の対象外)
- 拒否の対象は、不正アプリへの誘導、個人情報を盗むサイトへの誘導、詐欺の電話番号への誘導など
- このしくみで拒否されたSMSは、あとから復旧できない
ahamoの公式FAQでは、ahamoでもMy docomoからSMS拒否設定ができると案内されています。帰省のときに、親のMy docomoで「SMS拒否設定」を開き、危険SMS拒否が有効になっているか一度見ておくと安心です。
SMS拒否設定には、ほかにもこんな種類があります(ドコモのSMS拒否設定のページより)。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 非通知SMS拒否 | 番号が通知されないSMSを拒否。ドコモからのSMSは番号が通知されるので対象外 |
| 国際SMS拒否 | 海外の事業者の利用者から送られたSMSを拒否 |
| 個別番号拒否 | 特定の番号からのSMSだけを拒否 |
| SMS一括拒否 | すべてのSMSを拒否 |
ただし、拒否を強くするほど、必要なSMSも届かなくなります。たとえば「SMS一括拒否」にすると、ログインの確認コードのように本当に必要なSMSまで止まります。親が困らない範囲にとどめてください。
入力してしまったときに、すぐやること
ドコモの「万が一被害に遭ったら」のページでは、入力してしまった情報ごとに次のように案内されています。
1. IDやパスワードを入れてしまった
ただちに変更する。dアカウント、spモード、ネットワーク暗証番号のパスワードなど。あわせて、dアカウントのログイン履歴などに覚えのないものがないか確認する
2. クレジットカードの情報を入れてしまった
カード会社や金融機関に連絡する。お金の被害が出ていたら警察にも相談する
3. アプリを入れてしまった(Android)
セキュリティアプリでスキャンして、不正なアプリを削除する
4. 身に覚えのない支払いがないか確認する
ドコモの利用料金、d払い、dカードの明細を見る
親が自分で動けないときは、子が電話口で一緒に画面を見ながら進めるのがいちばん早いです。「怒らないから、押しちゃったら教えて」と先に伝えておくと、親も言い出しやすくなります。
ahamoの場合、店頭で手伝ってもらえるサポートは有料です(ahamoの店頭サポートについては下の記事にまとめています)。
よくある質問
ドコモを名乗るSMSが届いたとき、リンクを開いてもいいですか?
この記事では、SMSのリンクは押さず、自分でMy docomoのアプリやブックマークから確認する方法を勧めています。ドコモの注意喚起でも、「dアカウントやdカードなどで不正利用があった」などと不安をあおってURLを開かせる手口が紹介されています。「急がせる」「URLがある」「ドコモの表記が少しおかしい」のどれかに当てはまれば押さない、という決め方です。
ドコモを装った偽SMSを自動で拒否する設定はありますか?
ドコモには、フィッシングSMSと判定されたSMSを届く前に拒否する「危険SMS拒否設定」があり、無料です。ahamoでもMy docomoからSMS拒否設定ができると、ahamoの公式FAQで案内されています。ただし、この仕組みで拒否されたSMSはあとから復旧できません。
偽サイトにIDやパスワードを入力してしまったら、どうすればいいですか?
ドコモの「万が一被害に遭ったら」では、IDやパスワードを入力した場合はただちに変更し、ログイン履歴に覚えのないものがないか確認するよう案内されています。クレジットカードの情報を入れた場合は、カード会社や金融機関に連絡します。お金の被害が出ていたら警察にも相談します。
まとめ
1. SMSのリンクは押さない。自分でアプリを開いて確認する
2. 親のMy docomoで「危険SMS拒否」が有効か確認する(無料)
3. 入力してしまったら、パスワード変更とカード会社への連絡を最優先
迷惑電話の対策とあわせて設定しておくと、親のスマホがぐっと安全になります。


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