※本記事にはプロモーションを含みます。
ahamo
を4年近く使っていて、一度だけ「ポイ活オプション」を申し込もうとしたことがあります。
結局やめました。申し込み画面まで進んで、条件を読んで、閉じました。
理由は単純で、数字が合わなかったからです。
そして、ポイ活オプションでもらえるdポイントは月4,000ポイントが上限です。
追加で払うのが4,180円、返ってくるポイントの上限が4,000ポイント。
上限まで受け取っても、180円足りません。
これは「使い方が下手だと損をする」という話ではありません。上限の作りからして、オプション代を超えないようになっています。
ただし、これには大事な前提があります。そこも含めて書きます。

ahamoのオプションを、まず全部並べる
ahamoは「30GBのワンプラン」と説明されていますが、オプションは何種類かあります。公式サイトに出ている分を並べます。
| オプション | 月額(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| (基本料金) | 2,970円 | 30GB/1回5分以内の国内通話無料 |
| かけ放題オプション | 1,100円 | 国内通話24時間かけ放題 |
| 大盛りオプション | 1,980円 | +80GB(合計110GB) |
| ポイ活オプション | 2,200円 | d払い・dカードの還元率上乗せ ※大盛りオプションへの加入が必須 |
| 留守番電話サービス | 330円 | 伝言を預かる |
| キャッチホン | 220円 | 通話中に別の電話を受ける |
ただし終了日は公表されていません。ドコモは「キャンペーン終了後は、通常のご利用可能データ量に戻ります」としています。プラン本体はあくまで30GBなので、この記事では30GBを前提に計算しています。
出典:NTTドコモ「ahamo・ドコモ miniのデータ増量おためしキャンペーン」(2026年9月17日確認)
このうち、条件が付いているのはポイ活オプションだけです。
ほかは単体で付けたり外したりできます。ポイ活だけが、別のオプションとセットになっています。
「大盛り必須」がどう効いてくるか
ポイ活オプションを紹介する記事の多くは、月2,200円という数字を先に出します。
ところが申し込み条件を読むと、こう書かれています。
出典:ahamo公式「料金・データ量」ページ(2026年9月17日確認)
つまり、実際に増えるのはこうなります。
| 基本料金 | 2,970円 |
|---|---|
| +大盛りオプション | 1,980円 |
| +ポイ活オプション | 2,200円 |
| 合計 | 月7,150円(110GB) |
もとの2,970円から見ると、月4,180円の増額です。年間で50,160円になります。
さらに、解約のときも連動します。
また、ポイ活オプションの月額料金は日割りになりません。月の途中で申し込んでも解約しても、1か月分かかります。
還元率と、上限4,000ポイント
では、いくら返ってくるのか。還元率は使うカードによって変わります。
| 支払い方法 | 上乗せ還元率 | 年会費(税込) |
|---|---|---|
| dカード PLATINUM | +10% | 29,700円 |
| dカード GOLD/GOLD U | +5% | 11,000円/3,300円 |
| 上記以外(dカードなど) | +3% | 無料 |
そして、ここが肝心です。
なお、10%還元キャンペーンは2026年4月30日(木曜)をもって終了しています。古い記事に出てくる「10%還元」の数字は、現在の常時還元とは別のものです。
上限まで使っても、オプション代に届かない
上限が4,000ポイント、追加で払うのが4,180円です。数字を並べます。
還元率によって変わるのは「上限に届くまでにいくら決済するか」だけです。届いたあとにもらえる額は、どの還元率でも同じ4,000ポイントで止まります。
| 還元率 | 上限4,000ptに届く決済額 |
|---|---|
| +3%(dカード) | 月133,334円 |
| +5%(GOLD/GOLD U) | 月80,000円 |
| +10%(PLATINUM) | 月40,000円 |
決済額をいくら増やしても、上限で頭打ちになるので、この180円は埋まりません。年会費のかかるカードなら、そのぶんさらに離れます。
これが「データは要らないがポイントは欲しい」という人にとっての結論です。その前提では、このオプションは構造上プラスになりません。
では、誰なら検討する価値があるのか
ここまでは「大盛りの80GBに価値がない人」の話です。前提を変えると、答えも変わります。
もともと110GB使う人は、大盛りオプションの1,980円を「データ代」として払う価値があります。その場合、判断に使う数字はポイ活の2,200円だけです。
| 還元率 | 2,200円を取り返すのに必要な決済額 |
|---|---|
| +3%(dカード) | 月73,334円 |
| +5%(GOLD/GOLD U) | 月44,000円 |
| +10%(PLATINUM) | 月22,000円 |
この見方なら、dカード PLATINUMを持っていて、対象の決済が月22,000円を超える人にはプラスが出ます。上限の40,000円まで使えば、月1,800円ぶんの黒字です。
ただし、dカード PLATINUMの年会費は29,700円(月あたり2,475円)です。ポイ活のためだけにPLATINUMを作ると、そこで逆転します。もともと持っている人の話です。
整理すると、検討対象になるのは次の条件がすべてそろった人です。
- 毎月110GB近くデータを使う(大盛りの1,980円が無駄にならない)
- dカード GOLD以上をすでに持っている
- 対象の決済が月4万〜8万円ある
- 期間・用途限定のdポイントを使い切れる
ひとつでも欠けると、計算が合わなくなります。
もらえるポイントの中身も見ておく
「4,000ポイント」と書くと4,000円のように見えますが、性質が違います。
- dポイント(期間・用途限定)です。通常のdポイントとは使える範囲が違います
- 進呈は対象決済の翌月下旬。使えるようになるまで1か月ほど空きます
- 有効期限は進呈日から93日間。約3か月で消えます
毎月4,000ポイントずつ、3か月以内に使い切る前提でなければ、額面どおりの価値にはなりません。
対象にならない支払いが、意外と多い
還元の対象は「dカードでの決済」と「d払い」ですが、そこからさらに除外があります。公式サイトに書かれている主なものです。
- 毎月のドコモの携帯電話利用料金(つまりahamoの料金そのものは対象外)
- 年会費、各種手数料
- 電子マネー・プリペイドカードへのチャージ
- dポイントを使った支払い分、クーポンを使った支払い分
- モバイルSuicaチャージ
- 請求書払い(公共料金、地方税統一QRコードなど)
- d払いの支払い方法をdカード以外のクレジットカードに設定している場合
公共料金とチャージが対象外なのは痛いところです。「毎月の固定費をまとめて還元」という使い方は想定しにくくなっています。
申し込む場合は、公式の告知を必ず確認してください。
親のスマホなら、このオプションは関係ありません
このブログは親のスマホ代の話を中心に書いているので、その視点でも書いておきます。
親にポイ活オプションは不要です。理由は3つあります。
- 110GBを使う親はほとんどいません。大盛りの1,980円がそのまま無駄になります
- dカード GOLD以上を持っていて、月4万円以上をd払いで決済する親も、多くありません
- 期間・用途限定のポイントを3か月で使い切る管理を、親に任せることになります
親の回線は基本の30GB・月2,970円のままにしておくのが、いちばん請求が読めます。
プランそのものの比較は、別の記事に書きました。
親のスマホ、ahamoで足りるか ― 4年近く使っている私が、UQモバイルと比べて考えた
親に付ける価値があるオプションは、別にあります
ポイ活を外すかわりに、検討する価値があるのは通話まわりです。
| オプション | 月額 | 付ける目安 |
|---|---|---|
| かけ放題オプション | 1,100円 | 毎月の通話料が1,100円を超えているなら、付けたほうが安くなります |
| 留守番電話サービス | 330円 | 電話に出られないことが多い、折り返しの取りこぼしが困る場合 |
| キャッチホン | 220円 | 通話中の着信を取りたい場合 |
判断は請求書で決まります。マイページの「通話料・通信料」が毎月いくらかを3か月分見てください。
1回5分以内の通話は基本料金に含まれているので、超過分だけが計上されています。ここが1,100円を超えているなら、かけ放題のほうが安く、しかも請求額が動かなくなります。
4Gのスマホなのに電話がつながらない ― VoLTEがオフになっていないか確認する
よくある質問
ahamoのポイ活オプションは単体で申し込めますか?
この記事によると、ポイ活オプション(月2,200円)は単体では申し込めず、大盛りオプション(月1,980円)への加入が必須です。合わせて月4,180円の追加になり、基本料金と合わせると月7,150円(110GB)です。記事の筆者は4年近くahamoを使っていて、一度申し込み画面まで進み、条件を読んで閉じたと書いています。
ahamoのポイ活オプションは元が取れますか?
この記事の計算では、もらえるdポイントは月4,000ポイントが上限で、追加で払う4,180円には上限まで受け取っても180円届きません。ただし、もともと110GB使う人は大盛りの1,980円をデータ代と考えられ、その場合はポイ活の2,200円だけが判断材料になると書かれています。最新の条件は公式サイトで確認してください。
親のスマホにahamoのポイ活オプションは必要ですか?
この記事では、親にポイ活オプションは不要としています。理由は、110GBを使う親はほとんどいないこと、月4万円以上をd払いで決済する親も多くないこと、期間・用途限定のポイントを3か月で使い切る管理が必要になることの3つです。付けるなら、通話料が毎月1,100円を超える場合にかけ放題オプションを検討する、という内容です。
まとめ
- ポイ活オプション(2,200円)は単体で申し込めない。大盛りオプション(1,980円)が必須で、合計月4,180円の追加
- 基本料と合わせると月7,150円(110GB)になる
- もらえるdポイントは月4,000ptが上限。追加コスト4,180円には、上限まで受け取っても届かない
- 還元率は+3%/+5%/+10%だが、上限で頭打ちになるため、決済額を増やしても差は埋まらない
- 大盛りの80GBを本当に使う人なら、判断材料はポイ活の2,200円だけ。+10%なら月22,000円、+5%なら月44,000円の対象決済で釣り合う
- ポイントは期間・用途限定・有効期限93日・翌月下旬の進呈。額面どおりには使えない
- ドコモの携帯料金、チャージ、公共料金の請求書払いなどは還元の対象外
- 大盛りを解約するとポイ活も自動解約。月額は日割りにならない
- 親の回線なら、30GB・月2,970円のままでよい。付けるならポイ活ではなく、通話料次第でかけ放題
- 2026年12月の利用分から進呈条件が変わる予定。申し込む前に公式の告知を確認する


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