※本記事にはプロモーションを含みます。
親の家には、たいてい使っていないスマホが何台か眠っています。引き出しの奥、仏壇の横、押し入れの箱の中。
「そのうち処分する」と言われたまま、何年も置いたままの端末です。
結論から書くと、端末は3つに分かれます。そして分け方を間違えると、数万円単位で損をします。
先に書いておきます。私はまだ親の端末を売ったことがありません。この記事は、ドコモとAppleの公式ページに書かれている条件だけで書いています。

結論:まず3つに仕分ける
1. 残価設定プログラムの途中(いつでもカエドキプログラムなど)→ 返す
売ると損をします。理由は次の章で書きます。
2. 分割払いが終わっている/一括で買った → 売る
いちばん素直に売れる端末です。
3. 引き出しに眠っている古い端末 → 売る
持っていても価値は下がる一方です。
親の家にあるのは、多くが3番です。そして3番は、売らない理由がありません。
カエドキ中の端末を売ると、損をします
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」は、端末を残価設定型の24回払いで買う仕組みです。23か月目までに端末を返すと、24回目(残価)の支払いが不要になります。
ここが肝心です。売っても、残価の支払いは消えません。
| 負担 | |
|---|---|
| 返す | プログラム利用料(多くの機種で22,000円)+査定NGなら故障時利用料 |
| 売る | 残価を最後まで払う −(買取金額) |
残価は機種によりますが、上位機種なら数万円規模です。買取金額がそれを上回るのは、かなり難しい。
なので、カエドキの途中なら原則は返却です。プログラムの条件そのものは別の記事に詳しく書きましたので、そちらを見てください。
「分割払い中」だと、買取で不利になります
これは見落とされがちですが、ドコモが公式にはっきり書いています。
2016年6月以降ご購入時に「ドコモの分割払い」等を利用した携帯電話機は、代金滞納となる恐れがある期間中(ドコモの分割払いの場合は、分割払いの期間中)は、「△」表示となります。
― NTTドコモ「ネットワーク利用制限の対象拡大に関するお知らせ」(2016年5月17日)
「ネットワーク利用制限」は、端末ごとに○・△・×で判定されます。分割払いが残っているあいだは△です。
△の端末は、買い取ったあとで支払いが滞ると使えなくなる可能性があるため、買取業者によっては減額されたり、そもそも買い取ってもらえなかったりします。
| 判定 | 意味 | 買取では |
|---|---|---|
| ○ | 支払い済み。制限の心配なし | 問題なし |
| △ | 分割払いの期間中 | 減額または買取不可のことがある |
| × | 制限がかかっている | 基本的に買取不可 |
ただし、親の家に眠っている古い端末なら、たいてい支払いは終わっているので「○」のはずです。気にしすぎる必要はありません。
逆に、まだ支払いが残っている端末を売りたい場合は、「分割払い中でも減額しない」と明記している業者を選ぶと話が早くなります。業者によって扱いが違うので、ここは申し込む前に確認してください。
売る前にやること
ここを飛ばすと、買い取ってもらえません。Appleは公式に、売却・譲渡の前にやるべきことをこう書いています。
1. Apple Watchを使っていたら、ペアリングを解除する
2. バックアップを作成する
写真や連絡先は、消したら戻りません。親の端末なら特に慎重に。
3. iCloud、iTunes Store、App Storeからサインアウトする
「設定」>「自分の名前」>下にスクロールして「サインアウト」>パスワードを入力>「オフにする」
4. すべてのコンテンツと設定を消去する
Appleいわく「以前にiPhoneの『探す』をオンにした場合は、iPhoneの消去時にアクティベーションロックが解除されて、新しい所有者が使用できるようになります」
5. SIMカードを抜く
4番が重要です。アクティベーションロックがかかったままの端末は、買い取ってもらえません。正しい手順で消去すれば自動的に解除されるので、順番を守るだけで大丈夫です。
Androidの場合も考え方は同じで、Googleアカウントからサインアウトしてから初期化します。ただし手順の名前や場所が機種によって違うので、端末の設定画面を見ながら進めてください。
親の家で、どこを探すか
帰省したときに、この4か所を見てください。探す場所の目安です。
- テレビ台や電話台の引き出し
- 押し入れの、契約書類が入っている箱
- 仏壇や神棚のまわり
- ガラケー時代の充電器と一緒に、紙袋の中
「もう使えないでしょ」と言われても、電源が入らなくても値がつくことがあります。まとめて出したほうが手間も減るので、見つけた分は全部まとめておきます。
いくらになるか、は断定できません
ここは正直に書きます。買取価格は、機種・容量・状態・そのときの相場で変わります。「◯円になります」と書いている記事があっても、それはその人がその日に売った金額です。
確実なのは、この2つだけです。
- 持っていても価値は下がります。新しい機種が出るたびに相場は落ちます
- 1社で決めないほうがいい。同じ端末でも業者で金額が変わります
とくに親の端末は年式が古いことが多いので、期待しすぎないほうがいいです。値がつかないこともあります。ただ、置いておいても1円にもならないので、査定に出す価値はあります。
よくある質問
親の古いスマホは、売るのと返すのとどちらがいいですか?
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」の途中の端末は、売っても残価の支払いは消えないため、原則は返却と書かれています。分割払いが終わっている端末や一括で買った端末、引き出しに眠っている古い端末は、売る対象として整理されています。プログラムの途中かどうかが最初の分かれ目です。
スマホを買取に出す前にやることは何ですか?
iPhoneの場合は、Apple公式の手順として、Apple Watchのペアリング解除、バックアップの作成、iCloudなどからのサインアウト、すべてのコンテンツと設定の消去、SIMカードを抜く、の順に書かれています。Androidは、Googleアカウントからサインアウトしてから初期化するとされていますが、手順は機種によって違うため、端末の設定画面で確認してください。
古いスマホの買取価格はいくらになりますか?
この記事では、買取価格は機種・容量・状態・そのときの相場で変わるため断定できないと書かれています。値がつかないこともあるとされ、同じ端末でも業者で金額が変わるため、1社で決めないほうがいいとも書かれています。対応機種や条件は各社で違うので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
まとめ
やることは、順番どおりに3つだけです。
1つ目、仕分ける。カエドキの途中なら返す。それ以外は売る。ここを間違えると数万円損をします。
2つ目、消す。バックアップ → サインアウト → 消去 → SIMを抜く。順番を守れば、アクティベーションロックも自動で外れます。
3つ目、比べる。1社で決めず、査定額を見てから決めます。
親の家の引き出しは、たぶん今日も同じままです。次の帰省のときに、ついでに開けてみてください。
下の買取3社は、宅配で送れます。同じ端末を複数の会社に出して、高いほうに売る。これがいちばん確実です。
なお、対応している機種、分割払いが残っている端末の扱い、送料や査定後のキャンセルの条件は各社で違い、時期によっても変わります。申し込む前に、それぞれの公式ページで必ず確認してください。


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