※本記事にはプロモーションを含みます。
親のスマホ代を見直そうとしてUQモバイルを調べると、「60歳以上なら通話オプションが月1,100円引き」という情報が出てきます。
調べてみると、この割引には引っかかりやすい点が3つありました。プランを決めてから気づくと、選び直しになります。
先に結論です。
- 今契約できる2つのプランのうち、片方ではこの割引が使えません
- 検索で出てくる「シニア割」は、2021年に受付を終了した別の割引です
- 解説記事の多くが、すでに申し込めないプランの説明のままです

落とし穴1:コミコミプランバリューでは使えない
まず前提を揃えます。UQモバイルは2025年6月にプラン体系が変わりました。今から新しく契約できるのは、次の2つです。
| プラン | データ容量 | 月額(税込) | 通話 |
|---|---|---|---|
| コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 ※割引適用で13ヶ月間 3,168円 |
10分かけ放題が標準で込み 超過 22円/30秒 |
| トクトクプラン2 | 30GB | 5GBまで 1,628円 5GB超 2,728円 |
含まれない 22円/30秒 |
そして「60歳以上通話割」の内容は、公式ページにこう書かれています。
- 通話オプション「通話放題」が月1,100円割引(1,980円 → 880円)
- メールサービス(220円/月)が無料
- 利用者が60歳以上であること
対象プランの一覧に、現在新規契約できるプランとしては「トクトクプラン2」が載っています。「コミコミプランバリュー」は入っていません。
なぜコミコミプランバリューは対象外なのか
仕組みを見ると理由が分かります。コミコミプランバリューは10分かけ放題が最初から料金に含まれているプランです。
つまり「通話オプションを追加して、その月額を割り引く」という形になりません。だからこの割引の対象外という整理になっています。
不利な扱いというより、そもそも割引の当てはめ方が違うということです。
ただ、使う側にとって理屈は関係ありません。「60歳以上なら安くなる」と思ってコミコミプランバリューを選ぶと、割引は付きません。
落とし穴2:「シニア割」は終わっている
検索すると「UQモバイル シニア割」という情報も出てきます。これは2021年2月28日に新規受付を終了した、別の割引です。
公式サイトにページが今も残っているため、現行の制度だと誤解されやすくなっています。
対象だったのはスマホプラン(S/R/M/L)やくりこしプラン(S/M/L)で、指定の3機種(BASIO4、おてがるスマホ01、DIGNO Phone)を使っている場合という条件でした。
いずれも現在は新規契約できません。
今申し込めるのは「60歳以上通話割」のほうです。名前が似ているので、記事を読むときは受付期間の表記を確認してください。
落とし穴3:解説記事のプラン名が古い
以下のプランは、すべて新規受付を終了しています。
- ミニミニプラン(2025年6月2日 終了)
- コミコミプラン+(2025年6月2日 終了)
- トクトクプラン(2025年6月2日 終了)
- コミコミプラン(2024年11月11日 終了)
- くりこしプラン +5G ほか(2023年5月31日 終了)
「トクトクプラン」と「トクトクプラン2」、「コミコミプラン+」と「コミコミプランバリュー」。名前がよく似ているので、見分けにくくなっています。
それでも条件が合えば、確かに安くなります
注意点を3つ書きましたが、条件がそろえば金額のメリットは本物です。親が「電話はよくかけるが、データはほとんど使わない」タイプの場合で計算します。
| 組み合わせ | 月額(税込) | 通話 |
|---|---|---|
| トクトクプラン2 + 通話放題 (60歳以上通話割あり・データ5GBまで) |
2,508円 1,628円 + 880円 |
通話放題 |
| コミコミプランバリュー | 3,828円 13ヶ月間は3,168円 |
10分まで |
データをほとんど使わない前提なら、前者のほうが月1,320円安く、しかも通話の10分の制限もなくなります。
ただし、これはあくまで「データをあまり使わない」場合の話です。データを月5GB以上使うならトクトクプラン2は2,728円に上がるので、差は縮まります。
動画をよく見るならコミコミプランバリューの35GBが効いてきます。
そもそも乗り換える必要があるか
ここまでUQモバイルの話を書きましたが、親がすでにドコモを使っているなら、乗り換えずにahamo
へプラン変更するだけで済む場合があります。SIMの差し替えも開通作業も不要で、親の端末を触る必要がありません。
月額だけを見るとUQのほうが安くなる条件はありますが、その乗り換え作業を誰がやるのかまで含めて考えたほうが現実的です。
私自身はahamoを3年11ヶ月使っていて、その比較は別の記事にまとめました。
親のスマホ、ahamoで足りるか ― 4年近く使っている私が、UQモバイルと比べて考えた
UQモバイルで申し込むときに気をつけること
使用者の年齢登録を確認する
60歳以上通話割は「利用者が60歳以上であること」が条件です。契約者と使用者が違う場合(子が契約して親が使う場合など)、使用者としての年齢登録が必要になります。
申し込み時に確認してください。
最後まで同じ端末・同じブラウザで進める
本人確認書類のアップロードまでが一続きの手続きになっています。途中でパソコンからスマホに持ち替えたり、別のブラウザを開いたりすると、手続きがやり直しになることがあります。
親の代わりに手続きする場合は、本人確認書類の写真をあらかじめ手元の端末に用意してから始めると、途中で止まらずに済みます。
よくある質問
コミコミプランバリューでも通話は安くならないのですか
コミコミプランバリューには10分かけ放題が最初から含まれているので、その分は料金に入っています。ただし「60歳以上通話割」という割引の対象プランには入っていません。
10分を超える通話が多いなら、トクトクプラン2+通話放題のほうが合う可能性があります。
今トクトクプラン2で契約したら、割引はいつまで続きますか
公式ページでは60歳以上通話割に期間の制限が記載されていません。ただし制度は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
親が今使っている電話番号はそのまま使えますか
他社から乗り換える場合、MNPの手続きをすれば番号を引き継げます。手続きの詳細は公式サイトで確認してください。
まとめ
- 今UQモバイルで新規契約できるのは、コミコミプランバリューとトクトクプラン2の2つ
- 60歳以上通話割が使えるのは、このうちトクトクプラン2だけ
- 「シニア割」は2021年2月に受付終了した別の割引。公式ページは今も残っている
- 終了済みプラン名で書かれた解説記事が多い。プラン名がよく似ていて見分けにくい
- 条件が合えば、トクトクプラン2+通話放題で月2,508円。ただし通話放題を付けないと従量制で請求が読めない
- 親がすでにドコモなら、乗り換えずにahamoへプラン変更する選択肢もある


コメント