※本記事にはプロモーションを含みます。
親のスマホ代を見直すとき、こう考える人は多いと思います。
「親はあまり使わないんだから、小さいプランで十分だろう」
ドコモには「ドコモ mini」という小容量のプランがあります。4GBで月2,750円。ahamo
の2,970円より安い。だったらこっちでいいのでは、と。
ところが、通話の条件をそろえて計算すると、答えが逆になります。
この記事の結論
- ドコモ mini 4GBは月2,750円。ahamoより220円安い
- ただしminiの通話は22円/30秒。ahamoは5分無料が標準で付いている
- miniに5分無料を付けると+880円で月3,630円。ahamoより660円高くなる
しかもahamoは30GB(キャンペーンで増量中)、miniは4GB(同じく増量中)です。高いほうが容量も少ないという結果になります。

まず、両方の条件を並べる
公式に出ている数字をそのまま並べます。すべて税込、割引を適用する前の金額です。
| ahamo | ドコモ mini 4GB | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 2,970円 | 2,750円 |
| データ量 | 30GB | 4GB |
| 国内通話 | 1回5分以内は無料 超過分は22円/30秒 |
22円/30秒 無料通話なし |
基本料金だけを見れば、たしかにminiのほうが220円安いです。
ただし、通話の扱いがまったく違います。
通話をそろえると、逆転します
ドコモ miniにも通話オプションがあります。公式に出ている金額です。
| ドコモ miniの音声オプション | 月額(税込) |
|---|---|
| 5分通話無料オプション | 880円 |
| かけ放題オプション | 1,980円 |
ahamoの5分無料は基本料金に含まれています。miniは別料金です。ここをそろえて計算し直します。
| 5分無料で比べる | 合計(税込) | データ量 |
|---|---|---|
| ahamo | 2,970円 | 30GB |
| ドコモ mini 4GB + 5分通話無料 | 3,630円 | 4GB |
差は660円。ahamoのほうが安くなります。
そしてデータ量は30GBと4GB。高いほうが約7分の1の容量、という結果です。
ahamo:2,970円+1,100円=4,070円
ドコモ mini 4GB:2,750円+1,980円=4,730円
ahamoのかけ放題は1,100円、miniは1,980円。オプション単体でもahamoのほうが安いので、差は広がります。
「月880円」という数字を見たら、条件を確認してください
ドコモ miniを紹介する記事で「月880円」という数字を見ることがあります。公式サイトにも大きく出ています。
ただし、これは割引をすべて適用したあとの金額です。中身を見ます。
| 割引 | 割引額 | 適用の条件 |
|---|---|---|
| dカードお支払割 | −550円 | dカード GOLD/PLATINUMで支払う(年会費11,000円〜) ※通常のdカードは−220円 |
| ドコモ光セット割 home 5G セット割 |
−1,210円 | ドコモ光またはhome 5Gの契約が必要(別途月4,400円〜) |
| ドコモでんきセット割 | −110円 | ドコモでんきの契約が必要 |
計算するとこうなります。
2,750円 − 550円 − 1,210円 − 110円 = 880円
・dカード GOLD以上を持っていて、それで支払っている(年会費11,000円=月あたり約917円)
・ドコモ光かhome 5Gを契約している(別途月4,400円〜)
・ドコモでんきを契約している
通常のdカードだと割引は−220円なので、同じ条件でも1,210円です。
実家に固定回線がない親には、この880円は届きません。ドコモ光の分だけで月4,400円以上かかるので、そもそもスマホ代の話ではなくなります。
親が一人暮らしで、光回線を引いておらず、電気もドコモではない。そういう親にとってのドコモ miniは、割引なしの2,750円です。
どちらも今、データが増えています
2026年8月1日から、ドコモは両方のプランでデータ増量のキャンペーンを実施しています。
| 通常 | 増量中 | |
|---|---|---|
| ahamo | 30GB | 40GB(+10GB) |
| ドコモ mini 4GB | 4GB | 6GB(+2GB) |
どちらも申込不要で、料金は据え置きです。ただし終了日は公表されていません。終了後は通常の容量に戻ります。
増量中で比べると、40GBと6GB。差はさらに開きます。
それでもドコモ miniが向いている場合
公平に書きます。miniのほうがよい条件もあります。
- 実家にドコモ光かhome 5Gがあり、ドコモでんきも契約していて、dカード GOLD以上で払っている このときは880円になるので、ahamoより安くなります
- 親がほとんど電話をかけない 通話オプションを付けないなら、2,750円のほうが220円安いままです
逆に言えば、この条件に当てはまらないなら、ahamoのほうが安くて容量も多いということになります。
データを使わない親でも、通話を含めた合計額で比べてください。
親の通話が長いなら、ドコモの外も見てください
ここまではドコモの中での比較です。ahamoには60歳以上の通話割引がありません。
親が毎回30分話すようなタイプなら、UQモバイルやワイモバイルの60歳以上割のほうが安くなる場合があります。そこは別の記事に書きました。
親のスマホ、ahamoで足りるか ― 4年近く使っている私が、UQモバイルと比べて考えた
UQモバイルの60歳以上通話割は、2つのプランのうち片方でしか使えません
ahamoにすると決めたら
親がすでにドコモなら、ahamoへの移行は乗り換えではなくプラン変更です。SIMの差し替えも開通作業もありません。
ただし、申し込む前に決めておくことがあります。支払いの名義と、当日に詰まるポイントです。
親のスマホをahamoにする前に ― 「子のカードで払う」ができないことを先に知っておく
帰省中に親のスマホをahamoへ ― 当日いちばん詰まる3つを、1週間前に潰しておく
よくある質問
ドコモ miniとahamoはどちらが安いですか?親のスマホ代で比べたいです
基本料金だけならドコモ mini 4GBが月2,750円で、ahamoの2,970円より220円安いです。ただし通話をそろえると、miniに5分通話無料オプション(880円)を付けて月3,630円で、ahamoより660円高くなります。データ量もahamoは30GB、miniは4GBです。料金は2026年9月18日時点の公式ページの数字です。
ドコモ miniの「月880円」はだれでも適用されますか?
この記事では、月880円は割引をすべて適用した後の金額だと説明しています。dカード GOLD以上での支払い、ドコモ光またはhome 5Gの契約、ドコモでんきの契約がすべて必要です。通常のdカードだと割引が小さくなり、1,210円になります。実家に固定回線がない場合は、割引なしの2,750円で考える必要があります。
親があまり電話をしないなら、ドコモ miniのほうがいいですか?
この記事では、親がほとんど電話をかけず通話オプションを付けないなら、miniの2,750円のほうが220円安いままだと書いています。ただし、親が長電話をするタイプの場合、ahamoには60歳以上の通話割引がなく、UQモバイルやワイモバイルのほうが安くなる場合があります。最新の料金や条件は、公式サイトで確認してください。
まとめ
- 基本料金だけならドコモ mini 4GBが2,750円で、ahamoより220円安い
- ただしminiの通話は22円/30秒。ahamoは1回5分以内が無料で標準付帯
- 5分無料でそろえると、miniは3,630円。ahamoは2,970円。差は660円でahamoが安い
- かけ放題でそろえてもahamo 4,070円/mini 4,730円でahamoが安い
- データ量は30GBと4GB(増量中は40GBと6GB)。高いほうが容量も少ない
- 「月880円」にはドコモ光+ドコモでんき+dカード GOLD以上がすべて必要。通常のdカードでは1,210円
- 実家に固定回線がないなら、miniは割引なしの2,750円で考える
- miniが有利なのは光・でんき・GOLDがそろっているか、親がほとんど電話をかけない場合
- 親が長電話をするなら、ドコモの外(UQ・ワイモバイルの60歳以上割)も見る


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